んー……もう少し頑張って探してみようかな……。 『ごちそーさま』 パンッと乾いた音を立てて手を合わせる。 食器を、流しへ運びイスの近くに置いておいたカバンを手にした。 『それじゃあ、行ってきます!!』 リビングの扉に手をかけ、振り返る。お母さんは手をヒラヒラと揺らした。 「いってらっしゃい」