<数日後> 時計も何も持ってないから、あれからどのくらい経ったのかよくわからない。 恐らく4日くらいだろう。 また元の生活に戻った。 いや、あの生活が異常なのだ。 私が誰かのお世話になる生活。 他人に迷惑をかけ、生活するなんて最も許しがたいことだ。 だからもう、せめてあの人に見つからないようにしないといけないのだ。