「おまえの身体を触ると、病気になる」 そう母親に毛嫌いされ、誰も触らない。 とにかく何かしらの理由をつけ、私を避けようとする。 だから声を出し、思いっきり手を振り払ったのだ。 「あっ、 本当にすいませんでした」 半歩後ろに下がり頭を下げて謝罪をした。 もうこんなことは慣れてる。