「......気にしてるだろ?
他人の噂より、彼氏を信じた方がいいんじゃないか?
最近お前の彼氏と知り合いになったけど、そんなに悪いやつじゃないな......。
あの時賛成できないって言った俺が言うのもなんだけど、二人のことは応援したい」
黙りこんでいたら、ケンちゃんに声をかけられた。
ケンちゃんは、秋学期から少人数の授業で暁明と知り合いになったそう。
学年が違っても学部が同じだったら、ゼミとか学部の必修授業で一緒になることはある。
確か二人とも経済学部で同じだったはず。
だけど、二人が知り合いになっていたなんて全く知らなかった。
びっくりしたけど、悪い人じゃないって知ってくれたのは素直に嬉しい。
暁明のことを知って、ケンちゃんも考えが変わったのかも......。
「そうなんだ。
ケンちゃんがそんな風に言ってくれるなんて思わなかったから、嬉しい」
「うん、暁明と知り合いになったのもあるんだけど、それと......、大学の近くのコンビニあるだろ?」
「うん......?」
周りの人に聞こえないように、ケンちゃんは突然小さな声になった。
コンビニが何の関係があるのか分からないけど、耳をすます。
他人の噂より、彼氏を信じた方がいいんじゃないか?
最近お前の彼氏と知り合いになったけど、そんなに悪いやつじゃないな......。
あの時賛成できないって言った俺が言うのもなんだけど、二人のことは応援したい」
黙りこんでいたら、ケンちゃんに声をかけられた。
ケンちゃんは、秋学期から少人数の授業で暁明と知り合いになったそう。
学年が違っても学部が同じだったら、ゼミとか学部の必修授業で一緒になることはある。
確か二人とも経済学部で同じだったはず。
だけど、二人が知り合いになっていたなんて全く知らなかった。
びっくりしたけど、悪い人じゃないって知ってくれたのは素直に嬉しい。
暁明のことを知って、ケンちゃんも考えが変わったのかも......。
「そうなんだ。
ケンちゃんがそんな風に言ってくれるなんて思わなかったから、嬉しい」
「うん、暁明と知り合いになったのもあるんだけど、それと......、大学の近くのコンビニあるだろ?」
「うん......?」
周りの人に聞こえないように、ケンちゃんは突然小さな声になった。
コンビニが何の関係があるのか分からないけど、耳をすます。