「私もだめなとこたくさんあるし、私の前だけだったら、多少変なことしても大目に見ることもできるよ。
でも、他の人はそうじゃないから、だから最低限のルールだけは守ってほしい.......」
「たとえば?」
「時間は守る。
人のものは勝手に見ない、持ち帰らない。
当たり前だけど、犯罪行為はしない」
なんでこんな当たり前のことを言わなきゃいけないのか。
何で付き合ってるのか分からなくなるレベルだ、本当に。
「......ワカッタヨ。
ご指導オネガイシマス」
......幻聴じゃないよね?
あの非を認めない、絶対に謝らない暁明から、こんな言葉が聞けるとは。
非も認めてないし、謝ってもないけど。
だけど、ご指導お願いしますと言わせた!
その一言だけで、なんだかやりきったような達成感に包まれていた。
けれど。
こんなことで満足していてはいけないんだった。
でも、他の人はそうじゃないから、だから最低限のルールだけは守ってほしい.......」
「たとえば?」
「時間は守る。
人のものは勝手に見ない、持ち帰らない。
当たり前だけど、犯罪行為はしない」
なんでこんな当たり前のことを言わなきゃいけないのか。
何で付き合ってるのか分からなくなるレベルだ、本当に。
「......ワカッタヨ。
ご指導オネガイシマス」
......幻聴じゃないよね?
あの非を認めない、絶対に謝らない暁明から、こんな言葉が聞けるとは。
非も認めてないし、謝ってもないけど。
だけど、ご指導お願いしますと言わせた!
その一言だけで、なんだかやりきったような達成感に包まれていた。
けれど。
こんなことで満足していてはいけないんだった。