「卒業したらワカレナサイ。
ワカレナイなら、日本で働くのもダメ。
帰ってキナサイ。
何言っても、聞いてクレナカッタ」
ようするに、私と付き合ってるなら日本で就職も認めないってことだよね。
正直やっぱり、という感じだけど......。
前に私にはすぐに別れなくてもいいって言ってたのに、もうそれさえダメなんだ。
暁明がはい、そうしますと言わなかったから逆鱗に触れたのかもしれない。
「そっか、仕方ないね......」
「仕方ナクナイヨ。
やっぱり、美月がスキダ。
ズット、一緒ニイタイ。
美月はキライになって別れたワケジャナイ?」
ストレートに好きと言われて、心が震える。
暁明は、行き当たりばったりで、その場しのぎで、後先考えない。
私からすれば、何で後のことを考えないのと腹が立つんだけど。
けれど今は、困難があっても、欲しいものは欲しいと素直に言えることが、うらやましい。
私にはとても言えない、ううん言えなかった。
ずっと気づかないふりをしてたけど、やっぱり暁明と一緒にいたいと昨日改めて思ってしまったから。
だから、もう。
好きな人に好きと言われて、これ以上隠すことなんてできない。
「......私は、私も......好きだよ。
一緒にいたい。
でも親はどうするの?」
ワカレナイなら、日本で働くのもダメ。
帰ってキナサイ。
何言っても、聞いてクレナカッタ」
ようするに、私と付き合ってるなら日本で就職も認めないってことだよね。
正直やっぱり、という感じだけど......。
前に私にはすぐに別れなくてもいいって言ってたのに、もうそれさえダメなんだ。
暁明がはい、そうしますと言わなかったから逆鱗に触れたのかもしれない。
「そっか、仕方ないね......」
「仕方ナクナイヨ。
やっぱり、美月がスキダ。
ズット、一緒ニイタイ。
美月はキライになって別れたワケジャナイ?」
ストレートに好きと言われて、心が震える。
暁明は、行き当たりばったりで、その場しのぎで、後先考えない。
私からすれば、何で後のことを考えないのと腹が立つんだけど。
けれど今は、困難があっても、欲しいものは欲しいと素直に言えることが、うらやましい。
私にはとても言えない、ううん言えなかった。
ずっと気づかないふりをしてたけど、やっぱり暁明と一緒にいたいと昨日改めて思ってしまったから。
だから、もう。
好きな人に好きと言われて、これ以上隠すことなんてできない。
「......私は、私も......好きだよ。
一緒にいたい。
でも親はどうするの?」


