私の彼氏は中国人留学生

500mほどの甜愛路を、写真をとったり、中国語と英語で書かれた詩を見ながら歩く。



「店に入る?」


「うん、少し疲れたから休憩したい」



喉も乾いたし、朝からたくさん歩いて足が疲れていたので、暁明の提案に賛成した。



「どこがイイ?」



目についたのは、怪しげな店と、渋い店と、かわいいカフェ。


怪しげな店は絶対ナシだな。
入ったら、そのまま出られなくなりそうな雰囲気醸し出してるもん。


とりあえず無難にかわいいカフェに入ることにした。





店の内装も可愛くて、頼んだハーブティーとチーズケーキも美味しい。

上海ってお洒落な店多いよね。

人は......暁明みたいに適当な服の人から、センスのいい人まで色々。


食べおわった後に暁明がトイレに行くと席を立ったので、カップルだらけの店で、一人で今日撮ったデジカメの写真を見ながら待つ。