2人がわーわーと言い争っているうちに
私はシチューをよそっていると
「何かあったのか?」
星野くんにそう聞かれた。
「ううん、特に何も」
そっか、いつも佐野くんが星野くんにって向いてる気がしたけど
2人は幼馴染。
小さい頃から一緒なんだから何かあったら心配するよね!
温かい気持ちになりながらも、温かいシチューを食べると
心はすごくほっとする。
「ごちそう様でした」
そして、シチューを食べ終わりお皿洗いをしていると
今度は星野くんがいなくなっていることに気付いた。
「ごめん、これ拭いといて」
私がお皿を理沙に託して星野くんを探しにいくと
彼は青々と生い茂る芝生の上で横になっていた。


