どんなに涙があふれても、この恋を忘れられなくて



「あー違う違う

ああいう時、アイツの耳見てみ?

今も真っ赤だったから。照れてんの、

恥ずかしいとすぐああいう態度取るんだよ」


なんだ、そうなんだ。

ちょっと安心した。


星野くん、照れ屋だもんね。


「嫌だね~イチャイチャしちゃって」


理沙はにやにやしながらそんな事を言うと

席に戻っていった。


理沙も早く、彼氏が出来るといいねって言ってくれてたから

喜んでくれてるんだろうなあ。


嬉しいな。報告できて。

またそれが自分の好きな人で。


戻って行った理沙の後ろ姿を見つめていると佐野くんは私に言った。