「なんで?いい名前じゃん」 「え……、ほんと?」 「ああ。」 どうしよう。嬉しい。 自分ではあまり好きではなかった名前が星野くんの言葉で一瞬にして好きになる。 心臓はきゅんっと音をたてて、嬉しいことを知らせ ドキ、ドキ、ドキ 星野くんを好きなことを実感させる。 今日気付いたこと。 恋には2種類のキュンがある。 小さなきゅんと大きなきゅん。 その2つにはどういう変化があるのかいまいち分からないけれど どちらも星野くんが好きだと思った時に起こるんだ。