「てめぇ、なにした?」
「写メ」
「……あ゛?」
「いや仕方ないって」
「…なにが」
「お前、イケメン過ぎたんだから」
「…………は?」
「お前があまりにもイケメン過ぎて思わず」
「…嘘つけ。」
「あ、バレた?」
「当たり前だろ。…どうせ売るんだろ、それ」
「正解!女の子たち喜ぶし♪」
「お前未だに遊びの癖抜けてねぇな」
「仕方ないだろ。アレも俺だし」
遊んでた時も、俺。
今の俺も、俺。
どっちも俺なんだ。
宇美を愛してるのも、俺。
ただしこれはちっせーときから。
「てかお前、中学の時ガチで宇美に嫌われかけたことあったよな」
「……それは思い出したくねぇんだよ」
「お前のあの落ち込みようは忘れねぇわ」
「……うるせぇ…」
あれだけは……マジで焦った。
本当に嫌われたと思った。
もう最悪だった。
――忘れられねぇな。

