一途な彼女×浮気な彼氏


「あ〜」

「今日母さんたちデート行くから、飯どうする?」

「まじ?んじゃ、作れ」

「はぁ?」

「なにお前、料理できねぇの?ありえねー。」

「勝手に決めつけんなよ」

「今時料理出来ねーとかありえねー。」

「できるわ。…なに食うんだよ?」

「んー無難にカレー」

「なめてんだろ?」

「えー」

「ビーフストロガノフ作るわ」

「まじっ!?」










あとはもう無視して料理を始める。


……なめやがって。

俺はなんでも完璧でいたいんだっつの。




――ひまりと釣り合うためにも。










「ね、この宇美やばくない?☆」

「ぶっ…!おま…コレ!」

「なにその初な反応。キモいからやめて」










いやいや完璧アレっしょ。

翠に見せられた写メは完璧情事が終わった後の寝顔。









「簡単に宇美の谷間見せていいのかよ」

「……てめぇ、見た?」

「見せられたの間違いだろ。」

「あ゛?見ていいのは俺だけ」

「お前…見せといて勝手だろ。」

「なにが?」

「てか宇美のカラダ見ても欲情しねーし」

「変わってんな、お前。」

「…るせー…」

「まぁ今までの男には忘れろって絞めたし」

「……こえーな。」










さすがにそこまでは……。


まぁひまりなら話は別だけど?

ひまりのカラダを見ていいのは俺だけだろ。

……きっと優しく出来ねーんだろうな。

絶対無理だろ、あんの可愛さ目の前にして。










「…なにしてんのかな」

「秦と居るに決まってんじゃん」

「は?」