「きゅ、うに…その…」
「なんだよ。顔見られたくなかった?」
「こ、心の準備が…!」
「心の準備?…いらねぇだろ。」
「いるもんっ!そんな綺麗な整った顔が近づくんだよ!?」
「………っ」
そんなこと言われたら俺にも必要だろ。
お前の可愛い顔が近づく度何度キスしたくなったか。
俺にも心の準備が必要なんだっつーの。
「可愛いこと言うな」
「なっ…ん…もうっ」
「なに言ってんだよ」
「ねぇ、1個だけ教えてあげようか?」
「なんだよ?」
ニヤニヤしながら聞いてくるひまり。
……なんだよ。
気になるだろ。
「言え。」
「秦が乱暴な言葉使ったり不機嫌だったりするときって好きな人を考えてるときなんだよ」
「……は?」
「だから、秦はずっと好きな人を考えてた」
なんなんだよ…それ。
つかよく見てんなぁ。
てか、それわかるならわかれよな。
………俺の気持ちにもさ。
「へぇー。気づかなかった。」
「でっしょー♪」
「ま、眼鏡見に行こ」
「うんっ」
隣でルンルンなひまり。
……マジで可愛い過ぎるだろ。
はぁ…なんでひまりなんだろうな。
こんなに思うのが。
誰よりも愛してしまうのが。
お前以外だったら全然きっと幸せなのにな。

