「俺も悪い奴とは思ってねぇよ。 …だが、一応は注意してくれ。」 皆が頷いたのを確認して、 「…じゃ、そろそろ時間だ。歓迎会始めんぞ。俺は2人を呼んでくる」 部屋を出た。 そして、 「山崎、いるか?」 声をかけると、天井裏から黒い人影が降りてきた。 「はいはい、お呼びでっかー」 監察方のくせに、 シリアスな雰囲気ちっともねぇな。