恐る恐る振り向くと、 …案の定、あの黒い笑顔の美青年の顔が。 そして美青年はあたしの首根っこを掴んだまま、歩きだした。 「ぐっ…!あのっ…ちょっと! くびっ!ぐるし…っ!!」 「問答無用です。」 えーっ!殺す気ですかー! …帰りたい…まじで帰りたい何処かに。 そしてそのまま、 あたしは目的地にたどり着くまで 美青年に引きずられていた…。