「いつかみたいに、五月病…って訳じゃ なさそうだな…(苦笑)」 俺は、この間の事を思い出した。 けど、今の日向は本当に怠そうで、 今にも倒れそうだ。 顔も赤いし… 「ちょっと、こっち来てみ?」 俺がそう言うと、 日向は素直に、フラフラとした足取りで 俺の元へやってきた。 …普段じゃ絶対あり得ないな。 なんて心の中で苦笑いをした。