「で、その陰陽師とやらが、 俺たち新撰組に何の用だってんだ。」 「それは、あたしも知らない。」 「でもその男は日向に 『それは、あなたが一番お分かりでしょう?』って言ってたけど?」 「だから知らないんだって!!」 だって、ただ現れて名を名乗って、 帰っただけ… …でもなかったな。 何故かあいつ、あたしに術をかけやがった。 普通、いきなり術をかけるか? そして、確信したように笑ったよな… …まさか、