「総司…、あいつが殺ったよな多分。」


「みたいだね(苦笑)」


…本当に一人で殺った奴がいた…。


なんかこの子、昼間もだったけど…
いろいろと凄いよ…。


あんな小柄でおじさんたち追い返したし、
逃げ足は速いし、あっかんべーはムカつくし、
そして、これだけの人数を一人で…


…なんか凄いの見つけたなー…
まぁ見るからに怪しいけど。


この時、僕の中で
何かのスイッチが入った気がした。


「平助、」


「ん、何?」


「この子絶対屯所に連れて帰るよ。」


「お、おう」


…平助曰く、この時の僕は
ものすごく黒いオーラを出していたらしい(笑)