「…お前は黙っとけ。…って斎藤!?」


斎藤の返事がないなとそちらを見ると…


「ふ、副長…」


パニックになっている斎藤の目の前には、次のターゲットを斎藤に変えた日向が
すぐそこに迫っていた。


「お兄ちゃん…」


「あ〜あ(笑)」


面白そうに笑う総司以外の幹部は、
斎藤を憐れんだ。


「…斎藤、お前ならやれる。」


その後、滅多に聞けない斎藤の叫び声が
屯所内に響き渡ったのは言うまでもない。