優也「おはようございます。瑠奈」



にっこり、笑顔で挨拶される。


優也って、なんだか王子様みたい…。

それに学校の制服着ているせいかますます王子様感が出ている。




見惚れていると、運転手さんに声をかける。




優也「出してください。」




あれ?いつもは翔が言うのに。

隣を見ると翔は目をつぶっていた。




瑠奈「翔…?寝ちゃったの?」




ほっぺたをツンツンしてると
翔が顔を少し歪ませてチラリとこちらを見た。




翔「寝てない…けど、眠い」



そして、また目をつぶってしまった。