ほんとは優しい私のオオカミ ①

瑠奈「あれ?翔、顔赤いよ?風邪?」


自分が翔にされたのと同じく、ぺたぺたと触る瑠奈。


翔「ちょっ///…瑠奈これは…風邪じゃねぇ…/////」


瑠奈「え?じゃぁ、これは何?」



聞こうとしたら扉が開いて蓮が入ってきた。



蓮「あ~~??お取り込み中だったかな~?いいな。俺も瑠奈と遊びたいよ2人っきりで。」


夜だと尚更いいな~と言いながら上手にウインクする。



蓮ウインク上手。



関心していると頭上から少し不機嫌な声がした。


翔「で、用事はなんだ?」



蓮「今日、久しぶりに走りに行きたいねーってみんなで話してたんだ。行かない?」



走りに…?
ランニング…。偉いなみんな…。



翔「あぁ。そうだな。久しぶりに行くか。」



蓮「やったね」



翔「優也に準備するように言っておけ。」



蓮「りょーかい」



パタンと扉が閉まる。



瑠奈「走りに行くの?私も行きたい!」



目をキラキラさせながら言う瑠奈に「もちろんだ」と笑う翔。