咲「翔はーーー??また部屋ーー?」




隼人「また来たのかよ」





ボソッと隼人がこぼした言葉を咲は聞き逃さなかった。






咲「来て当たり前じゃない。私は翔の彼女で黒狼の姫なんだから!」





蓮「姫だと思ってるならもっと姫っぽくしたら?」




空「確かに〜。僕、こんなのお姫様なんて呼びたくなぁい」





咲は2人の態度にイライラしたように舌打ちをし何故か私をキッと睨むと翔の部屋へと入っていった。






空「何あれ、すっごい怖いねぇ」






空がケタケタと笑うと隼人も釣られて吹き出した。





蓮「あー!じゃ、ドレス選びは無理だったからメイクは俺がやってあげる!」






ひらめいたように、蓮が言うと負けじと空も言う





空「じゃ、僕は靴とかアクセとか選ぶ〜!」






今度は、隼人がちょっと焦りながら、





隼人「お、俺は…何が出来るかな…あ!髪の毛できるぞ!」





そして、3人にことごとく豪華にさせられたのだった。