優也「着きましたよ。瑠奈」
いつの間にか倉庫に帰ってきたみたいだ。
瑠奈「西田さん。車ありがとうございました」
運転手の西田さんにお礼を言うと、こくりと軽くお辞儀を返して返事をしてくれた。
[おかえりなさい!優也さん!瑠奈さん!]
[こんにちは!!]
階段下のメンバーが声を掛けてくれる。
瑠奈「こんにちは!」
優也「変わりはありませんでしたか?」
[はい!問題ないです]
その言葉を聞いて、優也は私を階段へと促す。
よーし!作るぞー!!
気合いを込めてキッチンに向かおうとすると優也に手をつかまれエプロンを着せられる。
優也「はい。こういうのは瑠奈の方が似合いますから」
今朝、優也が着ていたピンクのフリフリのエプロンだった。

