今ので相当体力を消耗したようで、頭がクラクラする。 身体がぐったりしたまま鉛のように重かった。 ぼーっと翔を見つめながら震える唇で言葉を紡ぐ。 自分でも驚くほど力のない声が出た。 瑠奈「…私は…ここにいたら邪魔かなぁ…?」 言うと、ぎゅっと翔の眉間にシワがより 翔「んなわけねーだろ…もう寝ろ」 強引に布団を首まで掛けられる。 優しく髪を撫でられると私はすぐに夢の世界へと意識を飛ばした。