コワーイと言っておきながらその顔は笑顔だ。




瑠奈「空ありがとう!今日はほんとに、楽しかった!」




恥ずかしがるのをやめ改めて礼をつげる。





空「ふふっ。お化け屋敷の瑠奈はほんと面白かったよ」





瑠奈「もー!だって、空が勧めてくるから!」





頬をふくまらせて怒る私に、空は上機嫌そうだ。




遊園地の入り口がもうすぐそこまで迫っていた。




空「またこようね。遊園地」


瑠奈「いいよ!でも、お化け屋敷は入らないから!」




人生初めての遊園地は、空と過ごして終わるのだった。