数分たって、ウトウトし始めたとき



ガサ



衣類の擦れる音がしたかと思うとペロンと毛布を捲られる感覚。



そして、すぐに背中に温もりを感じた。




隼人「や、やっぱり、寒いから…お、お邪魔しま…す」





控えめな隼人にクスクス笑ってしまう。




瑠奈「自分のベッドなのに変なの。」



隼人「そ、そんな笑うなよ」



寝返りを打つと隼人も寝返りを打ってきて、隼人の顔が間近にあった。





あと、数センチで唇が触れ合ってしまうような距離に2人して、照れてしまう。





隼人「さ、寒いからこうしてろ!」