昼食の後、俺は所長室に呼ばれた。 所長室に呼ばれる場合は、 任務の命令が殆どだ。 管理所の規則を破った者が 呼ばれる場合も在るが。 「良いなぁ、 俺は今日も仕事 無しかぁ。」 レンドは そう ぼやきつつ、 俺を送り出す。 どの任務に どのスパイを就かせるか。 それを決めるのは、所長だ。 そのスパイの身体能力、実力、 経験、特徴等を元に、 所長が選択する。 簡単な任務には、 素人を就かせる事も しばしばだ。 どうせ いつもと同じように、 貴族の暗殺の依頼だろう。 そう思っていた。