「ああぁぁ! あああ――!」
あたしは意味不明な叫びを上げながら跳ね起きて、ふたりの姿を見下ろした。
『ふたり』だったものの、姿を。
その無残さにあたしは錯乱して、両腕や体を無意味にジタバタ動かし、叫び声を上げ続ける。
『そんなバカな』とか。
『こんなのは絶対に違う』とか。
『嘘だ、ありえない』とか。
とにかく、否定する言葉だけが次から次へと飛び出した。
だって受け入れたくない。
こんな凄まじすぎるもの、受け入れられない。
これが、あのふたりだなんてありえない!
とてもじゃないけど認められない!
「こんなの」が、しま子と凍雨君なんだって、認めてしまったら・・・
あたしは、ふたりがもはや生きてはいない事実を、受け入れなければならない!
「絶対に嫌あぁ――!!」
「小娘うるさい! 猫の耳元で何度も叫ぶでないわ!」
絹糸が、あたしの胸元からドサリと転げ落ちた。
荒い息で懸命に這うように、しま子と凍雨君の元に近づいて臭いをかぐ。
「・・・間に合う、かもしれぬ」
・・・・・・
え?
わめき続けるあたしの声が、ピタリと止んだ。
「絹糸? いま、なんて言っ・・・?」
「極細の糸一本分、漂うように繋がっておる。今なら間に合うやもしれぬ」
「・・・・・・!!」
あたしは、さっきまでとは全然違う色の奇声を張りあげた。
あたしは意味不明な叫びを上げながら跳ね起きて、ふたりの姿を見下ろした。
『ふたり』だったものの、姿を。
その無残さにあたしは錯乱して、両腕や体を無意味にジタバタ動かし、叫び声を上げ続ける。
『そんなバカな』とか。
『こんなのは絶対に違う』とか。
『嘘だ、ありえない』とか。
とにかく、否定する言葉だけが次から次へと飛び出した。
だって受け入れたくない。
こんな凄まじすぎるもの、受け入れられない。
これが、あのふたりだなんてありえない!
とてもじゃないけど認められない!
「こんなの」が、しま子と凍雨君なんだって、認めてしまったら・・・
あたしは、ふたりがもはや生きてはいない事実を、受け入れなければならない!
「絶対に嫌あぁ――!!」
「小娘うるさい! 猫の耳元で何度も叫ぶでないわ!」
絹糸が、あたしの胸元からドサリと転げ落ちた。
荒い息で懸命に這うように、しま子と凍雨君の元に近づいて臭いをかぐ。
「・・・間に合う、かもしれぬ」
・・・・・・
え?
わめき続けるあたしの声が、ピタリと止んだ。
「絹糸? いま、なんて言っ・・・?」
「極細の糸一本分、漂うように繋がっておる。今なら間に合うやもしれぬ」
「・・・・・・!!」
あたしは、さっきまでとは全然違う色の奇声を張りあげた。


