神様修行はじめます! 其の三

あたしは呆然とした。


周囲にあたし達がそんな風に思われていたなんて、まったく知らなかった。


だって、だってそれは、あたしが犯した罪じゃないもの。


なのにあたしや門川君を責めるなんて。そんなの・・・。


・・・・・・・・・・・・。

あ。


あたしは、気付いた。


目の前で険しい表情をしている塔子さんを見ながら。


あたし・・・さっき塔子さんの事、こう思った。


『奥方の親戚? そりゃろくなもんじゃない』って。


確かに思った。


塔子さんは、あの一件にはまったくの無関係なのに。


なんの罪も犯していないのに。


分かっていながら思った。思ってしまった。


それが人として普通の反応だ。


罪を犯した者と、その近くにいる者へ注がれる一般的な反応だ。


『あんなのに関わったらろくな事にならない』