「それで?」

「あいつを俺の部屋に連れて来い」


椿は呆れて、ため息をつく。


「そんなの自分でやったらいいでしょ」

「副長命令」

「…はい分かりました」


頷くしかない。


「じゃあ、頼んだ」


土方は一言そう言うと、部屋から出て行った。

シーン…とまた静まり返る。


「伊吹さんとも話せるし…。行こう」


そう思うと、自然と動きは早くなる。

立ち上がって廊下に行き、伊吹の部屋までの道のりを歩き始めた。