「でも。今は行かない」 …今は……? 「母親は…俺を生まれ変わらせてくれたんだろう?だったら、今の姿は俺に見せたくないはずだから…」 会いに行きたい気持ちをグッと抑えているように見えた。 「刑期を終えて、新たな人生を歩み出したら……」 翔平の手があたしの手を探り当てた。 指と指がしっかり繋がれる。 「その時は、美桜…… …一緒に来てくれるか……?」