「疲れただろ。もう寝ろ」 まるで子供にするみたいに、前髪を撫でられる。 とっても……心地いい。 もっと翔平を感じたくて、目を瞑った。 「……本当に…来て良かった…」 「えっ…」 「こうやっていられるだけで……翔平とここへ来た意味はあったから……」 「……」 それは本心だったのに。 翔平は無言のまま、包み込むようにあたしを抱き締めた。 今……何を思ってる……? もしかして……昼間のこと……? なんとなくそう思って――