翔平の唇が、あたしに重なったから。
熱く…激しく……
「……ッン…」
キスをしながらベッドに投げ出される二つの体。
やがて服は脱ぎ捨てられ、露わになったあたしの肌に翔平が唇を這わせた。
拳に込めた想いを、真っ直ぐあたしへぶつけてくるように。
……いいんだよ……
怒りも…哀しみも…受け止める覚悟があるから…
翔平の感情……すべてを出していいから…
「…ハァッ……ッン……」
今日のあたし達には
背徳感どころか、怖いものなんて何もなかった。
ただ、互いの温もりだけを信じた。
怒り、哀しみ……そして弱さ。
全てを葬るように
あたし達は、互いを強く求めあった――…



