「ご主人は、職にもつかず昼間からお酒を飲んでは暴力を振るう毎日。 逃げても逃げても見つけ出され、身重の体で何度も命の危険を感じたそうだ。 そして翔平を無事に産んだが、翔平にまで危害を加えそうになり……」 そこで口を噤むお父さん。 その先は…きっと病室の外で聞いたことだ。 母親が……父親を…… 「……咄嗟に思ったそうだ。 翔平に殺人犯の子の汚名は着せられない。もう一度、翔平を生まれ変わらせてあげたいと……」 そして救いを求めるようにこの教会にたどり着き…翔平を置いた…