その力強さに、あたしは一瞬にして動けなくなる。 「…っ、」 それが悔しかった。 男の人は力も強いし精神的にも強いかもしれない。 だから翔平や理人はあたしが傷つかないようにと隠すんだ。 でも、それは優しさとは違う。 あたしが欲しい優しさじゃない。 同じ立場のあたし達だからこそ、すべてを共有して支え合いたいのに。 「…どうしてあたしは知っちゃいけないの…? あたしだって、知りたいのに。 知りたいと思うのは悪いこと!? ねぇどうして……っ!!」