「…っ、邪魔しないで…」
そんな理人を無視しながら探る手を止めないでいると、続けてドタドタと足音が聞こえてきた。
「何ごとだ!?」
続けてリビングに飛び込んできたのは翔平とお父さん。
……っ。
あたしは翔平に歩み寄った。
お父さんに聞かれたって構わない。
「鍵はどこ!?」
探して見つからないなら聞くしかない。
「……鍵…?」
「倉庫の鍵だってば!!!」
そう言いながら、翔平の両腕を掴んで揺さぶった。
"あたしは全部知ってるの"
そんな目で翔平を見上げると、ひどく困惑した顔であたしを凝視した。
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