恋結び ~キミのいる世界に生まれて~


「あたし、ちょっと具合悪い…」


せっかくの理人の退院パーティー。


空気くらい読まなきゃいけないのは分かってる。



でも、もう限界だった。



「……美桜?」


「ごめん……」


心配そうな理人に謝って、フラフラと立ち上がる。


「自分で部屋行けるか?」


「平気」


立ち上がり、手を伸ばしてきた翔平も交わす。


「本当に大丈夫?」


お母さんも眉根を下げてそう言ってきたけど。