『親の罪を背負って陰の人生を送ろうなんて気は毛頭ない』 それは完全に親の存在を否定した言葉。 『ただ……幸せでいればいいな、とは思う』 いつか芽生えた優しささえ、踏みにじられて。 どうして神様は試練ばかり与えるの――? 理人も。 翔平も。 どうしてそんなにつらい運命を背負うの? あたし達はただ、支えあって生きていきたいだけなのに。 理人がようやく目覚めたっていうのに、新たに降りかかる試練に、神ですら信じられなくなる。