「別に親の罪を背負って陰の人生を送ろうなんて気は毛頭ない」 「じゃあっ…」 「ただ……その汚い血が俺の中に流れてるかと思うと…ゾッとすんだ……」 翔平やめて――… 「俺には殺人犯の血が流れてる。恐ろしいことをしでかす血が流れてるっ…」 お願いだからっ…… 「…こんな汚い血の俺が美桜に触れるなんて…… …俺が許せねぇんだよっ……!!!」 ガッ――… 壁を殴ったのか、鈍い音が廊下まで響いた。