恋結び ~キミのいる世界に生まれて~


衝撃的でとても重い話に、あたしは息をするものやっとなのに。


淡々と会話を続けていく2人が信じられない。


「手紙?それなら俺等だって気づいたんじゃないか?」


「私書箱止めにして、家には届かないようになってた」


「なるほど……」


お父さん……そこまで警戒を…?


「……オマエ……平気か……」


「同情なら無用だ」


ぴしゃりと言い放つ翔平は、理人と対照的だった。


お酒まで飲み、荒れた理人とは違い、冷静に事実を捉えてる。


まるで他人事のように。