……翔平の実のお母さんが、実のお父さんを……?
「まさか本当に自分の親にたどり着くなんて思ってなかった。半信半疑で扉を開いた。その結果がこれだ」
「マジ…かよ……」
「…笑うしかないだろ。殺人犯の息子なんて」
「いや、笑えねえだろ…」
自嘲する翔平に、真剣な理人。
そんなの……
きっと何かの間違いだよっ……
壁に這わせた手を支えにしながら、あたしはそのまま下に崩れ落ちた。
「…で…今はどうしてんだ…おふくろさん……」
「実刑くらって服役中。父さんが刑務所からの手紙をやり取りしてる。十数通あった」



