あたしはともかく、翔平から実親の話が出るなんてあり得ない。
何がどうなってるの…?
翔平は何かを知ったの…?
「……俺も……見つけたんだよ」
「……見つけた…?」
「あの倉庫で」
……っ。
倉庫!?
――嘘だ。
産みの親についてなんか知る必要ない、翔平はあたしにそう言ったよね!?
倉庫になんか入ってないよね!?
信じられない思いでいっぱいの中、無情にも会話は続けられていて……
「…何を…見つけたんだよ」
自分の時を思い出したのか、さっきまでとは違いひどく慎重に言葉を落とす理人。
「……とんでもない、事実…」



