「笑わせんなよ。つき合っていいとかいけねぇとか、兄妹なのは始めっから分かってたことだろうよ!翔平の覚悟はその程度のもんだったのかよ!」 「ちげえよっ!!!!」 翔平も声を荒げる。 まるで、あの時のようだった。 別れを決断する直前……あたしを抱き締めながら『どうしたらいいからない!!』そう言った時の翔平…… ……苦しそうに。 ……やりきれなさそうに。 「じゃあ、なんだよ」 言えるものなら言ってみろというように理人が挑発した後、病室は静まり返った。