理人が目覚めて1週間。 色々と検査をするためまだ入院中だけど、その回復ぶりには医師団も例がないと言って驚くほど。 「――でね…そのとき先生ったら…」 「おい、もう6時半だぞ」 ついついお喋りに夢中になってたら時間を忘れていた。 聞き飽きたのか、話を中断させた理人が時計を指す。 「えっ、嘘っ!」 久しぶりにする理人との会話が楽しすぎて、ここへ来るといつも話しこんじゃうんだ。 学校のことなどあれこれ。 「そういうのは女子会でやれよ」 理人は呆れたようにベッドに背を付けた。