恋結び ~キミのいる世界に生まれて~


「理人っ!」


あたしも名前を呼んで、その手をきつく握りしめた。


「…ん?なに?」


何かを言おうとしているんだろうけど、長いこと声を出していないせいか思うように出ないみたい。


何度か顔をしかめた後、理人は振り絞るように喉の奥から声をだした。


「……昨日…は……悪かった……な」


かすれた第一声は、あたしと翔平を絶句させるものだった。


「「……っ」」


昨日って………


理人はたった1日しか経ってないと思ってるんだ。