入って来たのは理人で、あたしのベッドへゴロリと寝転んだ。 「翔平からお花貰ったの」 文句を言うのも諦めて、鉢を自慢げに見せた。 「プッ。慌てて買いに行ったのかよ」 ベッドに手を打ち付けながら爆笑する理人。 「覚えてたんなら教えとけよ。または折半とか」 ちょっとセコイことを言う翔平に少しムッとする。 「翔平はもっとすごいもん用意してると思ったんだよ」 「思ってねえくせに」 「ん?この箱は?」 そして理人はベッドの上にあるピンクの箱を指さした。