「なんだ?…またサボりか?」 いつものように今朝食卓には着いていた理人。 ブスッとした顔が記憶にあるけど、寝起きが悪くてそんな時もたまにあるし大して気にも留めてなかった。 寝坊したならともかく、起きてたのに来てないなんて……。 遅刻してくるのかと思った理人は、結局その日姿を現さなかった。 学校から帰ると理人はいなくて、帰ってきたのは日付が変わる少し前だった。 「理人っ、どこに行ってたの?」 気になって眠れずに、リビングで待っていたあたしは玄関へ飛び出した。