「大丈夫だって、ちゃんと避妊するからさ~。わはは」 「……っ…!!!」 「美桜をいじめんな」 今度こそ頭から湯気が出たかもしれないあたしの肩を抱き寄せるように、翔平が理人から離した。 「んじゃ、また明日な~」 それを見てフッと意味深に笑った理人は、手を振りながら闇夜に紛れて行く。 まったく。 理人の女の子好きはもう病気の域に達してる。 「困ったね、理人も」 将来まともな恋愛出来るのかな。 軽やかな足取りで去っていく理人を見ながらタメ息をついた。