2人は日常的すぎて慣れてるんだろうけど、普段2人とは外で行動を共にしないだけあって、あたしにとっては稀な経験。
突き刺さる視線がほんとに痛くて居心地が悪かった。
確かに、顔は相当整っているけど……。
そんなに騒ぐほどかなぁ……
「なあ、一口くれよ」
「俺も味見」
「あーエビは食べちゃダメー」
「3つあるんだから一つづつだろ」
「え~、一応あたしが頼んだんですけどー?」
料理が運ばれて来れば、誰がどれを頼んだかなんて関係ないのは昔から変わらない。
好みは異なっても、シェアし合うようにそれぞれのお皿をつつき合う。
それも、兄弟という気のおけるあたし達だからこそできること。
この光景は、周りからすればどんなグループに見えてるのかな……。



