「あたし海老のクリームパスタ」 メニュー表を見て一目で決めた。 「俺はカットステーキ」 理人がそう言えば、翔平は全然違うページを開く。 「俺はマグロ御前」 あたし達は笑えるほど好みも別なんだ。 注文を終え、ドリンクバーで喉を潤していると、今日もどこからともなく視線を感じた。 3日間、このグループはどのお店でも視線を集めていたと思う。 ウエイトレスさんだって頬を染めてモジモジしているし、女子高生は翔平と理人を見て興奮したように声をあげる。